「妻が化粧をしなくなってしまった」とお悩みの男性もいらっしゃると思います。
電話相談で、女性に憧れている男性とお話する機会があります。
そのような男性にとって、化粧ができる「女性」という性が羨ましいというのです。
女性って堂々と化粧ができるというところが特権だとも考えます。
最近では男性もスキンケアしたり、日焼け止めを塗ってシミを防いだり、なかには薄化粧しているという男性もいらっしゃいます。
女性も歳を重ねると肌の色がくすんだり、シミやシワが増えたりで、化粧せずに人前に出ることをためらうようになったりするものです。
若い頃は肌も綺麗で、ケアも何もしなくても良かったんですけどね。
女性の立場から言わせていただくと、化粧して少しでも綺麗でいたいけれど、”化粧すること”を同じくらい”化粧をちゃんと落とすこと”が大切で、けっこう手間と時間がかかるものなのです。
妻の化粧に関しては、男性によって考え方が様々だと思います。
- 綺麗でいてほしいので、毎日きちんと化粧してもらいたい
- 家の中ではすっぴんでもいいけど、一緒に出かける時は化粧してほしい
- どちらでも構わない、気にならない
- 妻の内面が好きなので化粧しなくても全く気にならない
このような考え方があると思いますが、なかには「化粧品代がもったいないから化粧しなくていい」というご意見もあるんです。
また、化粧に関しては、女性にも次のようにいろいろな考え方があります。
- すっぴんに自信がないので化粧しないと外に出られない
- 働いているので化粧するのは当たり前だけど、休日はすっぴんでいたい
- 子育て中なので、すっぴんの方が心おきなく子どもに接することができる
- 育児や家事で忙しく、とても化粧する余裕がない
- 花粉症やアレルギーの体質なので、季節によっては化粧ができないこともある
- 夫の前ではいつもきれいな自分でいたいので、いつも化粧している
- 化粧するのが面倒なので、外に出る時はメガネや帽子・マスクで隠している
- 家の中ではすっぴんでいたいが、不意の来客やゴミ出しなどがあるので薄化粧している
- 肌のことを考えて、できるだけ素肌で過ごすようにしている
女性はこのように考えているんですね。
「夫が起きる前に化粧して、夫が寝てから化粧を落とす」という奥さまもいらっしゃいます。
また、年齢や肌質、または出かける場所等によって化粧をどうするかどうか決めている女性もいるようです。
貴方が化粧をあまりしない奥さまに「化粧をしてほしい」と思っている場合、どのようにしたらいいのでしょうか。
奥さまに「化粧をしてほしい」ということを伝える方法や対処法について考えてみましょう。
①化粧した妻を褒める
「化粧しなくてもきれいだけど、化粧したらもっと綺麗だよ」「美人で自慢の妻だよ」「同僚に、奥さん綺麗ですねって言われちゃったよ」などと褒めることで「もっと綺麗でいなくちゃ」という気持ちになります。
②希望を伝える
「一緒に出かける時は、化粧して更に綺麗になってくれると嬉しいな」「化粧した顔がすごく好きだな」などと、奥さまのご機嫌のいい時に伝えてみましょう。
③化粧できる環境を整える
家事や育児に追われて、なかなか化粧する時間がないというケースもあります。
貴方が家事や育児をやったり、化粧品を買いに行く協力をしたり、奥さまが家事や育児をしてくれることを労い感謝することで、奥さまに化粧する気持ちと時間の余裕ができると思います。
いかがですか。
スキンケアや日焼け止めは、男性でもした方がいいですよ。
若い頃にスポーツや仕事で無防備に日焼けしてしまった男性が、歳を重ねて顔や身体にシミができてしまったという話もよく聞きます。
化粧をしない奥さまにも、ぜひ「一緒にスキンケアや日焼け止めだけでもしよう」などと提案してみてはいかがでしょうか。
奥さまだけに綺麗を求めず、ご主人ご自身もステキな男性でいるべく努力を惜しまないことも大切です。
そして、奥さまが化粧していたら、ちゃんと気づいて「綺麗だね」って声をかけてあげましょう。