夫婦にとって､夫婦の性生活のことは大事なことですね。
夫婦として年月を重ねていくと､喧嘩やすれ違いも多くなるし､お互いに愛情も薄れてくるし､男女というより”家族の一員”のような感覚になってしまいがちです。
しかも､女性と男性では考え方も脳の構造も違うので､SEXに対する考え方についても､お互いに理解できない部分がたくさんあるのがあたりまえなのです。
貴方も妻との性生活のことで､何か悩んでいませんか？
このページでは、次のことについてお話しします。
- SEXについての男女差を知る
- 性の不一致とは
- セックスレスを解消する方法
目次
SEXについての男女差を知る
男性は相手に気持ちがなくても､見かけがそこそこストライクゾーンに入っていればSEXできるようですね。
男性にとってSEXの対象になる女性は､全女性の８割ほどという話もあるくらいですから､女性の私にとってはびっくりな話です。
女性は心のつながりを大事に思うので､好きでない人とのSEXは望んでいませんし､することもありません。
女性にとってSEXの対象となり得るのは､全男性の中の２割ほどだそうですが､これは男性方には理解しにくいかもしれないですね。
男性は挿入が重要であり､最終目的である｢射精｣という頂点に向かって突き進み､頂点を迎え終えるとスッキリして､そっぽを向いて眠ってしまったりする人いますよね。
女性は､SEXのあとも抱きしめられたりキスされたり､頭をなでられたり手をつないで眠ったりと､余韻も楽しめるともっと喜びます。
女性は､好きな人とのコミュニケーションを大切に思っているので､”挿入するしない”や”感じるかどうか”はそれほど大事な要素だと思わない場合も多いのです。
男性は視覚や聴覚で興奮するので､女性の感じている声や恥ずかしがる姿を見て､更に気分が高まるのですよね。
女性は男性からの優しい言葉や思いやってくれる姿で｢愛されている｣と感じ､夫や彼からの愛情表現や､｢彼が好き｣という気持ち､その場のムードや相手の優しいテクニックで更に興奮します。
男性の激しく速く動く挿入も､男性にとっては気持ちいいのかもしれませんが､女性はそれを気持ちよく思っていない場合が多いのです。
男性も女性も､一人ひとり感じる場所や感じ方がそれぞれ違います。
はっきり｢それ､全然感じませんから｣なんて言う女性は､なかなかいませんし､そんなこと言われたら男性も自信を無くしてしまい､ED(勃起不全)になってしまうかもしれませんね。
男性の心はけっこう繊細ですから､女性にも男性を傷つけないような配慮をしてほしいところですね。
夫婦やカップルにおいては､日々の生活でもSEXでも､お互いに思いやることがとても大切です。
夫婦であれば特に､SEXは大事なコミュニケーションツールです。
男性も独りよがりにならないように､自分も相手も満足できるSEXを一緒に研究して追及していくことで､もっとSEXを楽しめるようになると思いますよ。
このようなSEXについての男女差を知り､互いを思いやることで､夫婦の｢性の不一致｣が理由での離婚を､少しでも減らせるのではないかとも思います。
性の不一致とは
夫婦の離婚原因の中に｢性の不一致｣というものがあります。
もう何年もセックスレスの状態であるというご夫婦にとっても､｢ずっとセックスレスのままでいいのかな｣と考えることもあるのではないでしょうか。
セックスレスになった原因には｢性の不一致｣が関係しているはずです。
付き合いの長くなったカップルにも､馴れ合いになってマンネリ化している場合もあると思います。
｢性の不一致｣について､考えられることは以下のようなことです。
- 性交時に痛みがあり苦痛に感じるなど､身体の相性がよくない
- 仕事や子育てで夫婦の時間がいつもすれ違うなど､タイミングの問題
- 夫と妻の性欲が違いすぎて､どちらかが付き合いきれない場合
- 浮気や金銭問題などで信頼関係が崩れているというような､もともとの夫婦の人間関係の問題
- 夫と妻の､セックスに対する捉え方(セックスの頻度等)の違いが大きく､わかり合えない状況
- 夫と妻の趣味趣向の違いや性癖があり､なかなか理解し合えない
これらの事柄が夫婦にもたらす影響は思いのほか大きく､どちらかの性交拒否に繋がったり､夫のED(勃起不全)の原因になったり､欲求不満が募り､性的異常行動に繋がるケースも考えられます。
この｢性の不一致｣を放っておくことによって､夫婦のセックスレスはどんどん進んでいってしまう恐れがあります。
セックスレスを解消するには
次に､夫婦のセックスレスを解消する具体的な方法をお知らせします。
妻に対して､家事･育児･仕事のストレスを理解して労う
貴方も家事や育児に積極的に参加する､妻が家事や育児をしてくれることを当然と思わず感謝の気持ちを表す。
日ごろから夫婦のスキンシップをとるように心がける
手をつなぐなどの簡単なボディタッチからハグするキスするなど段階的に。
名前で呼び合うようにする
パパ･ママ･お父さん･お母さんの呼び方では､お互いを異性としてみることが難しくなります。2人きりの時などは､互いを名前で呼び合うようにしましょう。
非日常の時間を作り､マンネリの解消をはかる
子どもを預けて高級ホテルやラブホテルに二人で行ってみる。デートするなど､交際時代のラブラブの2人に戻る時間を作る。
家ではゆっくり寛ぎたいでしょうが､ほどほどに
家ではラクな服を着てダラダラしていたい気持ちはわかりますが､妻が家事や育児をしている時に､貴方だけずっと寛いでいたりすることで､｢私はこんなに忙しいのに､貴方はいいわね｣と､妻の気持ちは穏やかでいられない場合もあります。
｢何か俺にできることある？｣などと気遣いの声をかけるだけでも､妻の気持ちが違います。
自分磨きをする
お腹が出ちゃったり､加齢臭で臭かったりしていませんか？
貴方が妻に対して”いつまでも女を忘れずに美しくいてほしい”と思うように､妻だって貴方に､”いつまでも素敵な旦那様”でいてほしいと思っています。
結婚していても､いつまでも男であることを忘れないように､男性でもスタイルや態度などを意識しましょう。
寝室や布団やベッドの問題を見直してみる
育児やいびきの音を理由に､寝室を分けたままになっていませんか？
子育て中でも同じ部屋で寝ることで､子育ての苦楽を共に味わうこともできます。同じ布団やベッドで寝ることで､スキンシップや安心感にも繋がります。
パートナーへの不満を解消する
パートナーの嫌な面が気になって夫婦の関係が悪くなってきている場合､冷静に話し合うことで少しでも不満を解消しましょう。
SEXしやすい環境作り
エッチなビデオを一緒に観る､妻を女性として褒める､きっかけやムードを作るなど､環境も大切ですね。
マンネリなSEXにならない工夫をする
時にはコスプレやSMなど､アブノーマルなプレイスタイルを試してみることもお勧めしますが､妻が嫌がることを無理にさせることは逆効果です。
お互いに笑顔で過ごす
セックスレスであることで夫婦仲がぎくしゃくしている場合もあります。夫婦が笑顔で機嫌よくいることで､生活に活気が出てお互いに気分よく過ごせるようになります。
いかがですか、実行できそうな項目がありましたか？
｢今さら妻とはとSEXできないよ｣
｢妻を子どものお母さんとしてしかみられないよ｣
なんて声も聞こえてきそうですね。
性の不一致問題は､どちらか一人での解決はできません。
夫婦の話し合いや努力も必要になります。
セックスレスになった原因を顧みて､パートナーと話し合い､お互いに歩み寄り､解決していけるといいですね。
セックスレスが解消されることで､たくさんのメリットも考えられます。
｢自分に自信が持てるようになる｣｢よく眠れるようになる｣｢精神的に安定して満たされた気持ちになる｣｢夫婦仲がよくなる｣などと､良い効果があるかもしれません。
結婚した時の気持ちを思い出し､男性であること女性であることを意識するなど､できるところから実行してみてください。
努力してみて､どうしても改善や解決が望めないようなら､離婚も視野に入れて話し合いを進めることもいいかもしれませんね。
男性専用離婚相談室リカプルでは、離婚に関するご相談をお受けしています。
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