妻の料理が不味い

仕事で疲れて家に帰った時に、食卓に美味しい料理が並んでいると嬉しいですよね。

家に帰るのが楽しみになるし、妻が自分のために作ってくれたと思うと「明日ももっと仕事頑張ろう!」とやる気が出るものです。

しかし、不幸にも「妻の料理が不味い」と悩んでいる男性もいらっしゃると思います。

妻本人は一生懸命作ってくれているので「不味いからなんとかしてくれ」とも言えずに、日々我慢している方もいるのではないでしょうか。

できるだけ妻を傷つけずに、妻が少しでも美味しい料理を作れるようになってほしいですよね。

そんな「妻の料理が不味い」とお悩みの男性のために、いくつかの対策を考えてみました。

①レシピを見て一緒に作る

今はスマホで料理の作り方を写真や動画付きで詳しく教えてくれるサイトがたくさんあります。材料の量や切り方から下ごしらえ、調味料の分量や入れるタイミングやちょっとしたコツなど、レシピに忠実に作ってみれば、たいてい味も安定していて美味しくできるものです。妻の料理の味が安定していないケースでは、勝手にアレンジを加えたり、調味料などを目分量で済ませている場合が考えられます。しばらくは「一緒に作ってみよう」というきっかけで、2人で一緒に料理するというところから、妻にも習慣化してもらう作戦です。

②惣菜やできあいのものに頼る

妻にはご飯だけ炊いておいてもらって、惣菜を買って帰る。冷凍食品でも美味しいものが増えてきました。レトルト食品もありますし、味噌汁もインスタントやフリーズドライなど、お湯を注ぐだけという簡単なものもあります。この提案で「楽できて嬉しい!」と喜んでくれるなど、妻のプライドがあまりない場合にはおすすめの方法です。

③食材の宅配サービスを利用する

食材を必要な分だけ届けてくれるので、買い物の手間が省け、余計な物を買わずに済みます。作り方も載っているので失敗が少なく、妻のレパートリーも広がります。食材は安全性にこだわったものやカロリー控えめや減塩のものもあり、栄養面や健康管理の面からみてもいいですね。食材がカットされているものや、調理済みの宅配もあり、短時間でおかずが作れるという利点もあります。

④外食に連れ出す

毎日とはいかないと思いますが、時々は妻を外食に連れ出すということも有効です。プロが作った美味しい料理の味付けや盛り付けを知ることで、妻の舌を肥えさせることや、料理に興味を持ち、美味しい料理を作りたいという気持ちを持ってもらうことが目的です。

⑤便利な道具や鍋などを使う

電気の煮込み鍋(材料を切って鍋に入れてタイマーセットするだけで美味しい煮込み料理ができる)、圧力鍋・活力鍋などを使うのもおすすめ。切ったり包丁扱いが苦手な妻にはスライサー、混ぜたり刻んだり泡立てるのに便利なブレンダーなどもあります。また、電子レンジをうまく使うことで早く無駄なく料理ができます。それぞれ説明書や活用本にある通りに使うことで、手間がかからず美味しい料理が作れます。

⑥褒めて伸ばす

貴方が出された料理をただ黙々と食べるだけでは、妻の料理の腕は上達しません。美味しい時には「美味しいね」と褒めましょう。「この味付けが好きだな」「こうしたらもっとおいしくなるんじゃないかな」など、妻の料理に興味を持って、褒めたり手間をかけてくれたことに感謝の言葉をかけることで、妻が「もっと頑張ろう」と思えるように導くことも期待できます。

⑦料理教室に通うことをすすめる

料理教室では家庭料理を基礎から教えてくれます。料理の工程の大切さや、レシピ通りに作ること、季節感を大切にするメニューなど、様々なことを教えてくれるので、妻本人も料理に自信がつくのではないでしょうか。また、グループの教室ならお友達ができる楽しみもありますね。そして、教室のあった日には「今日は何を作ったの?」「美味しそうだね、今度作ってね」などと興味を持って話をすることも忘れずに。

いかがですか?

めんどくさいから「何も言わずに完食する」「『美味しいよ』って嘘をつく」「素直に『まずい』という」という反応は、あまりおすすめできません。

貴方がずっと我慢することにもなりますし、料理がまずいまま放っておくと、何かの機会に妻が恥をかくことにもなりかねません。

妻の料理が少しでも美味しく自分の好みの味に近づくように、是非、できる方法から試してみてくださいね。