「3組に1組の夫婦が離婚している(離婚件数が婚姻件数の3分の1)」と言われるほど、今や離婚は珍しいものではなくなりました。
貴方の周りにも、離婚経験のある男性や女性がいらっしゃるのではないでしょうか。
離婚後の女性は、比較的早く離婚の悲しみから立ち直り、子育てに忙しくしていたり、仕事を頑張っていたりして、さらに自由を謳歌しているケースが多いように思います。
一方、離婚を経験した男性は、一人になって寂しさが拭えずに、食欲がなくなってしまったり、会社と家と飲み屋だけの生活を送っているというケースが意外に多いのです。
離婚後に男が一人で生きていく時に不安になることとしては、次のようなことが挙げられます。
「離婚前は家に子どもがいて賑やかで楽しかったのに、孤独で寂しい」
「家族の声や生活音がなくなって寂しさが募る」
「家事も自分でしなければならない」
「子どもに会えるようになるのかが心配」
「休日も一人で過ごすため、ついネットやゲームで過ごしてしまって空しい」
「このままずっと一人だと、年を取った時のことが不安になる」
「病気になった時など、看病してくれる人がいないという恐れがある」
確かに、このような不安があるのだと思われます。
しかし、独身になることによってのメリットもけっこうあるんです。
- 稼いだお金を自分の自由に遣える
- 何人とでも(?!)自由に恋愛ができる
- 自分だけの時間を自由に使える
- 食べるものも自分で決めて自分で選べる
- 気兼ねなく趣味に没頭したり、飲みに行ったりできる
- 風俗に行くのも自由
- ライフプランについても自分で決められる
では、離婚後に男が一人で楽しく生きていくためのヒントをいくつか提案します。
(1)家に籠らずにできるだけ外に行く
家に1人で籠っていることは、気も使わず楽チンです。好きなテレビを見たり、ゲームをしたり、ネットを観たりしているのもいいと思います。ですが、この先、再婚せずに生きていくとしても、やはりずっと一人では寂しいですね。長い人生です、それだけで過ぎてしまって満足ですか?できるだけ若いうちから、外に出て他の人と関わる習慣が築けるといいですね。
(2)趣味やスポーツをする
趣味やスポーツを通して知り合った人と交流することもいいですね。これといった趣味がないとか、スポーツをしたことがない人も、できそうなことから始めてみるのはいかがでしょうか。お仲間や目標ができたりして、休日も楽しく過ごせるようになると思います。
(3)人と出会える場所に出向く
一般的に、男性は一人で行動したり、家で一人で過ごすことが苦にならない方が多いように思います。家に籠ってしまっては、誰かと喋る機会も少なくなりますし、人と出会う機会もありませんね。買い物に出たり、家族・親族や友人などと食事や飲みに行くなど、自分から声をかけて人を誘うこともおすすめします。
(4)自己中心的にならないように
離婚の原因は何でしたか?同じ過ちを繰り返さないためにも、結婚生活での反省を活かせるといいですね。私的な場面でも仕事の時にも、自己中心的な態度や言動にならないように注意しましょう。会話では、相手の言うことにはまず肯定すること、相手を認めてから自分の意見を言う、自慢話はしない、などに気をつけるといいでしょう。
(5)パートナーが欲しいことをアピールする
パートナーが欲しいと思っている場合は、「離婚して一人の生活は寂しい、一緒に食事や旅行ができるパートナーが欲しいと思っている」などと、周囲の人に常々話しておきましょう。
出会いの場を作ってくれたり、紹介してくれたり、アドバイスをしてくれたりが望めます。
いかがですか。
離婚して一人になることで、「自由になった」と喜んでいる方もいらっしゃいますが、「何でこんなことになっちゃったんだろう」と後悔して悲しみに打ちひしがれている方もいらっしゃるのです。
楽しく生きているかどうかは、本人の考え方次第なんです。
いつまでもクヨクヨ悩んでいても前に進めませんね。
過去のことは、戻ってやり直すことができません。
この先を、貴方らしく楽しく悔いなく過ごせるように、今日から前を向いて楽しいことを見つけていきましょう。
ひとりで解決できないようなら、夫婦問題カウンセラーを頼ることもおすすめします。