ご相談の中で男性から「夫が理解できない妻の行動」を伺うことも少なくありません。
しかし、女性から聞く「理解できない夫の行動」の方が圧倒的に多い気がします。
女性は、夫のちょっとしたことでも気に障ったり、何とか直してほしいと思ったりするようですが、男性は意外に妻に対してあまり不満を持っていない人が多い気がします。
女性は「夫のこんなところも、こんなところも、こういうところも理解できません」と多くの不満を並べます。
一方男性は、「離婚を考えるほど嫌な部分がある場合に、妻の嫌なところや不満を挙げてくる」というケースが多いのです。
では、男性は妻にどのような不満を持っているのでしょうか。
夫が理解できない妻の行動について、具体的に挙げてみましょう。
- ずぼらで片付けない、掃除もしない、部屋が汚くても散らかってても平気
- 家事をやろうとしない、やらないことを正当化しようとする
- 安かったからといって不要なものを買い集める、物が増えるし無駄遣いとしか思えない
- サラリーマンで収入が限られているのに、給料が少ないと文句ばっかり言う
- 子どもに習いごとをさせ過ぎる、友達と遊ぶ時間もなくてかわいそう
- 夫の小遣いはケチるくせに、自分ではママ友とランチをしたり、無駄遣いしている
- 妻が綺麗好き過ぎて、家でくつろげない、ちょっとでも物を置きっぱなしにすると怒る
- 料理の腕が何年たっても上達しない、上手になろうという努力をしない
- スマホゲームに夢中で、寝る時間が遅く、朝起きられない、不健康な生活をしている
- いつもダラダラ生活していて太ってしまったが、痩せる努力をする気配がない
- 気に入らないことがあると、キレたりすぐ態度に出る、何日も口をきかない
- 気分の起伏が激しく、怒り出すとどうしようもなく、対応に困る
- おしゃれや化粧をしない、ファッションにも無頓着でジャージ姿ばかり
- 裕福なわけでもないのに、節約する気が全くない
- 貯蓄することに燃えていて、必要なお金も使わせてくれない
- 夫や子どもには何かと厳しいが、自分にはとても甘い
- 自分がsexしたい時には寄ってくるが、こちらから求めると拒否される
- 子どもには愛情深いが、夫には感謝も愛情も全くないように感じる
- 疑い深い、何でも把握したがり束縛する、GPS機能でいつも見張られている
- 生理の前後が辛いのはわかるが、機嫌が悪くなり過ぎる
- 会社の都合で給料が下がったのに、ダメ夫だと責めまくる
- 喧嘩で、謝っても「理屈言うな」、黙ってると「何とか言え」と怒鳴られる
- 出産の時に手伝いに来てもらった妻の母を、いつまでも帰さず依存している
- 夫が不甲斐ないからと理由をつけ、自分の浮気を正当化する
- もともと頭が悪いが、勉強することもなく本も読まず、ニュースも見ない、努力しない
- 自分の趣味にはお金をかけるが、夫の趣味は認めようとしない
- 姑に対して強い敵意を感じているようで、仲良くしようとしない
- とにかく毎日不機嫌で過ごす、どうにも手の打ちようがない
- 気に入らないことがあると、脅すようにすぐ「離婚」の言葉を口にする
いかがですか。
貴方の奥さまにも当てはまる項目がありましたか?
夫が理解できない妻の行動について、何とか改善してもらえるような方法はないのでしょうか。
妻に「直してほしい」とお願いしたところで、そう簡単に直してくれるとは思えませんね。
妻が不機嫌な時には、更に機嫌が悪くならないように、気を遣いますよね。
妻が愚痴や文句を言い出したら、否定せずに聞いてあげるだけで妻の気持ちが落ち着くこともあります。
できるだけ共感したり褒めて、妻に気分良くなってもらうのもいいですね。
家事や育児など、いつも頑張ってくれていることに感謝や労いの言葉をかけることも有効でしょう。
上から目線の威圧的な言葉や態度は、更に妻の機嫌が悪くなりますので要注意です。
日ごろから、適度なスキンシップを心がけて、夫婦の会話を大切にし、夫婦が仲良くしていることで、妻のいい面を多く見ることができるようになるのでおススメです。
直してもらうようにお願いしても変わらない場合は、別居や離婚をチラつかせてみることも有効な場合があります。
夫から”離婚”という言葉を聞くとは、妻が予想もしていなかった場合、慌てて自分の行動を振り返り反省して、直す努力をしてくれるかもしれません。
何度も繰り返し使える方法ではありませんが、どうしてもの場合に試してみるのもいいのではないでしょうか。