不思議な女性の心理と行動

妻や彼女との良好な関係を保つためには、女性の心理をあらかじめ理解していることがポイントです。

しかし、女性の心理を理解するということって男性にとってはとても難しいことなのです。

そこで、今日は男性が理解できない女性の心理についてお話をしていきたいと思います。

ここでお話をすることが全ての女性に当てはまるわけではありませんが、最大公約数的な内容ですのでぜひ参考にしてくださいね。

アドバイスは求めていない、ただ話を聞いてほしいだけ

これは男性が一番理解しにくいと感じる女性の心理の一つではないでしょうか?

女性が悩みを相談する際、解決策を求めているわけではなく、ただ共感や理解を求めていることが多いのです。

男性は問題解決志向が強く、大事な女性から何か悩みを聞いたら、すぐに解決策を提案したくなる傾向がありますよね。

しかし、多くの場合はアドバイスが欲しいというよりも、その話を聞いてくれることに安心感を見いだしていることが多いのです。

女性が話している時には「うんうん」「そうなんだね」「大変だったね」「頑張ったね」などの、頷きや肯定する言葉、労いや励ましの短い言葉で反応することが無難なようです。

ついついアドバイスをしたくなると思いますが、アドバイスする前に「この話は、何かアドバイスをしたほうがいいのかな?」とか「アドバイスは必要?」などと聞いてみることをおすすめします。

突然、感情が高まる

女性はいきなり感情が変わることがあり、対応に戸惑っている男性は少なくありません。

機嫌よくしていたのに、ちょっとしたきっかけで、突然怒りだしたり悲しんで泣いたり、男性にとっては驚きと理解不能な感情を抱くことがあるのではないでしょうか。

このような感情の変動は、生理的な要因や自律神経の影響も受けやすいため、男性には理解しにくい側面があるのです。

「こんな一面もあるんだな」と考えて、正面から相手にせずに「辛いんだね」「悲しいんだね」「吐き出したいんだね」と言葉掛けして、冷静に対応しましよう。

そして、できるだけ彼女の「女性らしい部分」なんだと理解して、受け入れられるといいですね。

過去の失敗や言動を覚えている

恋愛関係や夫婦関係において、女性が過去の出来事や言動をいつまでも覚えていることに驚く男性は多いものです。

小さな喧嘩が大きな問題に発展する原因の一つとも言えるこの現象。

喧嘩の中で、「そういえば貴方は以前もこんな酷いことを言ったわよね」とか「過去にも浮気したからまたしてるんじゃないの?」とか、言われたことはありませんか?

男性は一つのことに集中する傾向が強いので、女性ほど過去の出来事を思い出すことが少ないかもしれません。

しかし、女性はそのような細かい記憶をいつまでも持っていて、ちょっとしたきっかけで引き出せることが多く、それが喧嘩の原因となることもあります。

過去は変えられないので、今さらどうしようもないんですけどね。

好きでない友人を褒める

女性が好きでない友人や知人を褒める行動も、男性には理解しにくい行動の一つかもしれません。

女性は人間関係をスムーズに保つためや、場の雰囲気などを察して、時には心の中で思っていることとは異なる言葉を口にすることがあります。

男性はこのような行動を見て、なぜわざわざ褒めるのか理解に苦しむことがあります。

しかし、女性は人間関係を大切にし、ハーモニーを保つためにこのような行動を取ることが多いのです。

そしてその行動や言動の後に、貴方に愚痴を聞いてもらったりすることもあるのではないでしょうか。

この場合、貴方に共感を求めているだけですので「そうなんだね」「大変だったね」という程度の寄り添いができるといいと思います。

本音を言わない

女性が自身の感情や意見を直接的に表現しないことに、戸惑ったり困っている男性も多いようです。

食事の場所を選んだり決めたり、エアコンなどの体感温度に関する質問に対しても、女性が本音を言わないことがあります。

女性は、「彼って私のことを理解してくれているのかな?」「確かめたいな」と感じて、試す行動や言動をすることがあります。

しかし、男性は直接的なコミュニケーションを好む傾向があるので、女性に試されたり不機嫌になられると困惑してしまいます。

過去の恋愛話をシェアする

特に恋人関係にある男性にとって、女性が過去の恋愛経験について話すことは非常にデリケートな問題となります。

「知りたい」と思う男性もいらっしゃいますが、彼女や妻の過去の恋愛を知ることで、気になってしまって落ち着かないという男性も多いものです。

それを現在のパートナーに人生の一部として受け入れ、理解してもらいたいと願う女性もいます。

しかし、男性は彼女が他の男性との関係を持っていたことを想像すること自体が不快であり、その話を聞きたくないと感じることが多いんですね。

これは男女のコミュニケーションスタイルの違いを示す典型的な例とも言えますね。

あくまでも彼女の「過去のこと」として聞き流すことができるといいですね。

いかがですか?

妻や彼女に対して全く気を遣わなくなってしまうことが、夫婦やカップルの不仲の始まりでもあります。

今回ここでお話をした事は、女性の心理のほんの一部分ですが、女性の心理を知った上で、女性を丁寧に扱う気持ちを持って日頃から接していれば、パートナーとの関係の悪化を少しでも防ぐことができると思います。