妻にも働いてもらいたいけど、何とか妻を働かせる方法がないかとお考えの男性、いらっしゃいませんか?
結婚を機に仕事を辞めた奥さま、出産の前に退職した奥様、一度も働いたことがないという奥様もいらっしゃるかもしれませんね。
事情はそれぞれだと思いますが、働きたくないと言っている奥様を働かせる事はとても大変なことだと思います。
そもそも、なぜ奥様は働きたくないのでしょうか?
<妻が働きたくない理由>
特に子どもがいる場合、専業主婦でも家事や子育てや夫の世話もあり、やることが多いものです。
専業主婦である今でも、寝不足になったり片付かなかったりしていて、満足いく家事や子育てができていないと思っているかもしれません。
もし共働きになったら、今より大変になってしまうのではないかと不安になることも予想できますね。
貴方の奥様は、どのような理由で働きたくないと思っているのでしょうか。
考えられる理由を挙げてみますね。
・仕事を見つけたり、働きに出かけることが面倒
・家事や子育てと仕事の両立に自信がない
・収入を増やすより節約する方が楽だと思う
・生活に困っているわけじゃないし共働きが必要と思えない
・職場の人間関係のトラブルに耐えられないのではないかと不安
・特に資格もないし手に職もないし仕事が見つからないと思う
・子どもに寂しい思いをさせたり悪影響がありそう
・そもそも専業主婦が条件で結婚した
・自分の趣味や習い事が忙しくて働きに出る時間がない
・心身の持病があり勤めを続けられる自信がない
このような理由があり、奥様は働くことに消極的なのですね。
では、妻に何とか働いてもらうためにどのような方法があるのでしょうか。
<妻に働いてもらうための工夫や方法>
働きたがらない妻にはさまざま理由があると思いますが、それでも何とか働いてもらうための工夫や方法を考えてみましょう。
①妻が働きたくない理由にじっくり耳を傾けて訊いて、解決策を一緒に探す
②家計の状況を具体的に見える化して、なぜ収入を増やす必要があるのかを伝え、働いてもらいたい理由を話す
③家事や子育てと仕事との両立が無理だと思っている場合は、夫自身も家事や子育てを分担し、妻の負担を減らすことを約束する
④夫婦や家族で楽しむための目標や目的(家を買う、車を買い替える、旅行に行くなど)を作って一緒に目指すために資金がさらに必要で、協力してほしいことを伝えてみる
⑤パートやアルバイト、また家でできる仕事もあるということを提案し、履歴書を書いたり仕事を探すことに協力を惜しまない
⑥お願いしても協力してくれる姿勢が見られない場合には、離婚を匂わせてみるのも一案
このようなことを妻に向けてチャレンジしてみてください。
<さいごに>
妻にも働いてもらいたいと思っている貴方に、注意してほしいことがあります。
妻にいきなり常勤の仕事を望むのではなく、まずは仕事に出る生活リズムを作ったり、外に出ることに慣れてもらうために、短い時間、少ない勤務日数、難しくなさそうな仕事などをすすめてみることもいいでしょう。
また、家事もきちんとやってほしいとか、子どものこともちゃんとしろとか、厳しい条件をつけるのはやめてくださいね。
そして、貴方ご自身もできるだけ家事や子育てなど、家のことに協力する姿勢を見せることがとても大切です。
家事分担表を作ってみて、今から家事分担を始めて「夫も協力してくれる」ということを確認して安心してもらえれば、働くことに気持ちが向くかもしれませんね。
そして、妻の得意なことや経験のある仕事などを考えて、家計のためというより妻自身の自立や社会復帰のために、妻にとってやりがいのある仕事を一緒に見つけてあげるというスタンスで話すのもいいですね。
もし、相談されたら履歴書の書き方や、面接時の注意点などの相談にも気持ちよく乗ってあげましょう。
その際も、妻に自信をつけさせてあげることが大切です。
決して、妻にダメ出ししたりバカにしたりしないように注意しましょう。
そして、妻が働き始めたら、できる限りの協力と感謝とねぎらいの言葉掛けも忘れないでくださいね。