一般的な常識として、「結婚したらむやみに外泊をしない方がいい」と考えている人が多いのではないでしょうか。
頻繁の外泊でなく、妻が実家に帰省したり、友だちとの旅行などで、年に数回の外泊があるというケースは珍しくないと思いますし、たいていの夫が快く許しているようです。
年に数回なら気にならない妻の外泊も、回数が増えるとさすがに夫としては「妻は浮気でもしてるんじゃないか?」と不安にもなりますね。
私は男性からの夫婦問題のご相談を多くお受けしていますが、このように外泊が多い妻に悩んでいる男性からのご相談も増えてきています。
過去のご相談の中に、奥様が夜間の接客業を勝手に始めてしまい、幼い子どもたちを家に置いて週に2~3日朝帰りするので、ご主人は子どもが心配で残業も出張もできなくなり、収入が激減してしまったという例がありました。
このケースでは、もともと夫婦仲が上手くいっていなかったため、ご主人が妻に「辞めてほしい」と懇願しても全く聞き入れてもらえませんでした。
ご主人の心の中には「妻には別に付き合っている男性がいるのではないか」という疑いの気持ちも沸いてきていました。
外泊が多い妻に対して、夫としては穏やかな気持ちではいられませんね。
浮気を疑ってしまう気持ちも理解できます。
次に挙げるようなケースは浮気の可能性が高くなります。
浮気なのか、そうでないのかを見極めるポイントとして参考にしてみてください。
①妻の外泊の頻度が多く、そのパターンがほぼ決まっている場合(例えば金曜日の夜に飲み会が多く外泊してくるなど)
②バレンタインデーやクリスマスや誕生日などに合わせて外泊がある
③外泊以外にも浮気の兆候がある(スマホの扱いが変わる・SEXを拒否・身なりの変化など)
※こちらの記事も参考にしてください→不倫をしている妻の特徴を知っておきましょうhttps://yometorikon.love/furintokutyou
このような兆候があり、外泊が多い妻をそのまま放っておくと、夫は、疑いの気持ちがどんどん膨らみ、モヤモヤが溜まります。
一方、妻は、夫に何も言われないと調子に乗り、どんどん外泊回数が多くなるかもしれません。
このまま放っておくことは得策ではありませんね。
では、外泊が多く浮気が疑わしい妻に対してどのような対策があるのか考えてみましょう。
①友人の家に泊まるという場合や、友人と一緒に泊まるという場合、念のためにその友人の住所や宿泊場所の連絡先を聞いておく。妻が「何かあったら携帯で連絡がつくでしょ」と嫌がったり、「もし、何か緊急の用事があった場合にしか使わないけど、居場所がわからないと不安だから」と言っても教えてくれない場合には、浮気を疑ってもいいかもしれません。
②飲み会や旅行の場合など、「写真を撮ってきて後で見せてね」などと話してみる。「撮れないと思う」と言われたり、撮ってきた写真が妻だけしか写っていないようなら怪しいですね。
③例えば、夜通し飲んでいて朝帰りした場合には、タバコの臭いがしたりお酒の匂いがするものです。そんなこともなく、きれいに化粧していたりする場合には浮気も疑われます。妻の持ち物をこっそりチェックしてみて、カバンの中に避妊具や怪しいものがないか、また、スマホの扱い方なども注意深く見ていると妻の浮気の兆候に気付けると思います。
④夫のスケジュールを必死に知りたがる場合も怪しいです。わざと嘘の出張や旅行の予定を伝えて、その日に探偵に調査を依頼するなどしてみることも有効です。家の車を使っているようならGPSを仕掛けたり、カーナビやドライブレコーダーのチェックもおすすめします。
⑤外泊についてのルールを夫婦で決めることを提案してみましょう。「そんなもん決める必要ないわ、勝手でしょ」なんて居直るようなら、浮気を疑う要素になります。
いかがですか。
外泊が多い妻の浮気の疑いが濃いと思っても、すぐに「浮気してるんだろう」などと怒ったり、問い詰めたりしてはいけません。
明らかな証拠もないのに、大騒ぎすることは絶対にお勧めしません。
証拠が出てきたとしても、妻が言い逃れできるような証拠の場合は、妻に突き付けることでかえって夫婦仲が険悪になるだけです。
知らないフリ、気付いていないフリをして、更に有効な証拠を集めながら、自分の気持ちを決めていくことをおすすめします。
もし、妻が浮気していたら「離婚するのか」「浮気をやめてもらって許すのか」自分の本心と向き合って決めることが大切です。
結婚している女性として、夫にも言えない外泊が多く続くということは、本来あり得ないことです。
普段から夫婦のコミュニケーションを取れるように心がけて、何でも話せるような夫婦仲を築いていけるといいですね。