妻の化粧がやぼったいと思ったことがありませんか?
「やぼったい」とは、垢抜けない、ダサい、洗練されてない、田舎くさいというようなことです。
なぜ、やぼったいと感じてしまうのでしょうか。
妻の化粧がやぼったく見えてしまう原因を挙げてみましょう。
やぼったく見える原因①あまり化粧しないので、化粧に慣れていない
もともとほとんどノーメイクで過ごしていると、いざキチンと化粧して出かけたい時に、メイク道具が古かったり足りなかったりすることもあります。そして、化粧することに慣れていないので、上手くできずにやぼったい化粧になってしまうのですね。
やぼったく見える原因②そもそも化粧の仕方がわからない
化粧の仕方って、学校で習うものでもありませんね。オシャレに敏感で、学生の頃からメイクに興味を持ち、ファッション雑誌などで研究したりしている女性の多くは、垢抜けた上手なメイクができています。そもそも化粧に興味を持たずに過ごしてきた女性は、化粧のしかたもわからずに今に至っているのかもしれません。
やぼったく見える原因③ファッションや流行に無頓着
ひと昔前のメイク道具やメイク方法のまま化粧しているかもしれません。流行りの眉の形や太さや色、チークを乗せる場所や色、リップカラーの色や艶などには興味もなく、流行からズレているのでやぼったく見えてしまうことが考えられます。
やぼったく見える原因④肌の手入れをしていない
肌の状態によって、化粧のノリが違います。特に歳を重ねてくると、洗顔の後にきちんと化粧水などで肌を整えていないと、カサカサになったり、吹き出物ができたり、日に焼けてくすんでしまったりします。また、睡眠不足や栄養の偏りなどでも肌荒れや肌のトラブルを引き起こすこともあります。化粧のノリが良くないと、やぼったく見えてしまうかもしれませんね。
やぼったく見える原因⑤髪型や髪の手入れを気にしない
化粧がやぼったく見える原因のひとつに、顔の額縁の役割をする髪型や髪質や髪の色なども深い関わりがあります。せっかく頑張って化粧しても、髪がパサパサ、ボサボサ、不潔な感じだったりすると、やぼったい印象を与えてしまいます。
やぼったく見える原因⑥メガネの色や形が合っていない
視力の関係でメガネが離せない人も多いですね。メガネが似合っていなかったり、流行遅れのデザインだったりすると、顔までやぼったく見えてしまうことが考えられます。メガネフレームの色が顔の色や髪の色に合っていない場合や、メガネの形や大きさなども顔に合わないとやぼったく感じてしまいます。メガネのレンズが曇ってたり汚れていたりすることも、やぼったく見える一因になるかもしれません。
やぼったく見える原因⑦表情が暗い
化粧をしていても、いつもつまらなそうな顔や怒った顔をしていたり、口角が下がっていたりすると、活き活きして見えないので、やぼったく見えてしまうことがあるでしょう。いくら上手に化粧しても、表情次第では印象が悪くなってしまいます。
いかがですか。
これらの「妻の化粧がやぼったい原因」の中に、思い当たるものがありますか?
では、どうしたら妻の化粧が垢抜けるのでしょうか。
化粧がやぼったい妻へ、貴方ができる対応策をいくつか考えてみます。
①似合う化粧の仕方を学ぶ機会を作る
例えば、化粧品店やデパート化粧品売り場の人に、妻に合う化粧品や色などを選んでもらい、更に、メイクのコツを教えてもらうことも有効です。眉の形も整えてもらいましょう。
②テレビや雑誌のモデルやタレントの化粧を真似る
妻自身に「化粧が上手くなりたい」という気持ちがあるのでしたら、テレビなどで見る「なりたい顔」のモデルやタレントや女優の化粧を真似ることから始めてみることをすすめましょう。また、美容情報アプリ、ファッション雑誌なども参考になると思います。貴方の好みの女優さんやタレントさんを妻に伝えて、「その女性のメイクに少しでも近づいてくれたら嬉しいな」などと伝えるのも効果があるかもしれません。
③肌のお手入れに力を注ぐことをすすめる
継続しやすいお肌のお手入れ方法を、教えてくれる人を探して妻に教えてもらうこともいいかもしれません。妻が拒否しないようなら、身近にいる肌の綺麗な女性に直接教えてもらうのもいいですね。
④美容院などで似合う髪型にしてもらう
いくら化粧をバッチリ決めても、髪質や髪型で印象は変わってしまいます。継続して手入れがしやすいように、美容師と相談しながら、髪型を決めてもらうことも有効ですね。
⑤メガネを替える、コンタクトにする
妻がメガネをかけている場合、時代遅れのデザインではないか、顔の形や肌の色に合っているのかを見直すことも大切です。メガネ屋さんの店員に選んでもらったり、貴方が一緒について行って選んだりしてもいいですね。また、できることならコンタクトレンズを使ったり、レーシック手術を受けるという選択もあります。メガネをかけなくなると、ずいぶん印象が変わるので、妻自身も自信が持てるようになるのではないでしょうか。
⑥笑顔で自分に自信を持って過ごせるようにする
いくら化粧が上手くなっても、日々の生活に不満を待っていたり、怒ることが多かったり、不平不満ばかり言っているようだと、顔にも現れてしまいます。妻が機嫌よく暮らせるように、貴方が気遣ったり褒めたりすることも大切な要素です。
いかがですか。
あなたの協力次第で、まだまだ何とかできると思いませんか?
「妻の化粧がやぼったい」ことの対応策を考えていて、思い出したことがあります。
先日テレビ番組で、「50日間で女性の顔は変わるのか」という興味深い企画がありました。
あまり化粧っ気もなく、常にマスクをしていて、太い縁のメガネをかけて、いつもうつむき加減で、散らかった部屋に住んでいる自信のなさそうな女性がいます。
その女性に、イケメンのイタリア人が50日間イタリア語を教えながら彼女を褒めまくります。
女性は、少しずつ自分に自信がついて来て、男性から褒められて好かれることで自己肯定感も上がってきます。
徐々に化粧をするようになり、化粧もあか抜けてきます。
そして、部屋にファッション雑誌が置かれるようになります。
マスクをしなくなり、髪の手入れをし、髪型を整えて巻いたりします。
笑顔が多くなり、表情が明るく、態度にも言葉にも自信が現れてきます。
そして、メガネを替え、最終的にはコンタクトレンズに替え、まるで別の女性のように変わりました。
貴方の奥様も、「キレイだね」「愛してるよ」「今日の服 似合うね」などと褒める生活を意識するだけでも、奥様から徐々にやぼったさが抜け、垢抜けていくのではないかと思います。
妻に「なんでやぼったいんだ」「ブス」「化粧下手だな」などと言ったところで、美しくなる訳はありません、自信を失い諦めてしまうだけですね。
妻の化粧が上手くなり、グッと垢抜けて、「妻の化粧がやぼったい」と悩んでいたことが嘘のように思える日が来ることを信じて、妻を褒めて愛して美しく育てていきましょう。