妻にもし不倫されたら、貴方はどう対応しますか?
「信じられない」「何かの間違いだろう」という気持ちになると思いますが、まずは、本当に妻が不倫をしているのかを確かめてみる必要がありますね。
こちらの記事で奥様の不倫をチェックしてみましょう。
以上のようなチェックをしてみた結果、どうやら妻が不倫をしている可能性が高いとわかったら、貴方はどんな心境になるのでしょう。
「妻にバカにされた、裏切られた」
「もし離婚になったら子供はどうなるの?」
「離婚になったら職場や親族には何て言うかな?」
「妻に不倫されるなんて自分が世間から”ダメな夫”に見られてしまう」
「世間の人に自分が”甲斐性なし”だと思われるんじゃないか」
さまざまな気持ちが巡ってくると思います。
妻が不倫をしているかもしれないという思いに至った場合、がっくりしたり悲しい気持ちになったりするのではないでしょうか。
一般的に女性は隠すのが上手ですので、妻が不倫していても男性はなかなか気がつかないことが多いのです。
全く前兆がなく疑ってもいなかったところから、「離婚したい」「妊娠した」などの妻からの打ち明け話で、急に不倫話が湧いてくることが多いのです。
ですから、妻の不倫を知った時には「まさかうちの妻が」「嘘だろ」「何かの間違いじゃないか」と信じられなかったり、「どうしよう・・・」と動悸がしたり、足が震えたりするものです。
しかし、怒りと驚きのあまり、焦って「離婚だ!出ていけ!」などと怒鳴ることは辞めてくださいね。
まずは、妻の話をちゃんと聞きましょう。
不倫に走った理由や原因・経緯など、今後どうしていきたいのか、妻の考えを確認することが第一です。
そのうえで、離婚の方向に進むのか、お互いに努力して夫婦関係の再構築に取り組むのかを冷静になってよく考えることが大切です。
対応はいろいろ考えられますが、急いで結論を出すことは後悔に繋がりかねません。
人生の一大事、大切な決断ですので一時の感情だけで簡単に決めないようにしてくださいね。
状況を考えたら、奥さまと話すのも顔を見るのも嫌だという気持ちになるかもしれませんが、特にお子さんがいらっしゃる場合には、簡単に決められないことも多くなります。
きちんと夫婦で話し合いができることが理想ですが、難しい場合は第三者に相談することをおすすめします。
親兄弟や親友などに相談すると、どうしても貴方の味方になった意見が多くなりますので、公平な意見が望めないからです。
夫婦だけでの話し合いができなかったり、関係修復の糸口が見つからない場合には、夫婦問題専門のカウンセラーに相談することが有効です。
妻に不倫されたときの対応・対処の仕方としては、大きく分けて「夫婦関係を再構築してやり直す」「離婚する」という2つの選択肢があります。
それぞれの場合について考えてみましょう。
「離婚せずに夫婦関係を再構築する場合」に注意することを具体的に挙げてみます。
①妻に対する態度や言動に気をつける
普段から「どうせお前は稼げない」「頭悪いなぁ」などと妻を小馬鹿にしていませんか?
夫婦は尊重し合ってお互いに高め合っていくものです。
夫に大事にされていないと感じたら、他の男性に妻の気持ちが移ることも考えられます。
②妻を女として扱う
他の男性から言い寄られて不倫になることもあります。
最近、奥さまを女性として扱っていないのではありませんか?
夫から女性扱いされていないと、他の男性から褒められたり、女性として大切にされると、そちらに気持ちが動くのも仕方ありませんね。
③男を磨く
結婚前や結婚当初と比べて、貴方の魅力が劣ってきているということはありませんか?
男性だって、外見を磨く努力をして男の色気を出せるように心がけましょう。
自分にも自信が持てるようになり、仕事やプライベートの充実にも役立つと思います。
趣味やスポーツに打ち込む姿も素敵だと思いますよ。
④スキンシップを心がける
夫婦がセックスレスだと、不倫率はさらに高まります。
たとえ貴方がSEXに対して淡白だったり、妻とSEXする気になれないとしても、奥さまも一人の女性です。
セックスレスで放っておくと、奥さまが他の男性との浮気の機会を望んでも不思議ではありません。
⑤仕事などの愚痴や文句はほどほどに
仕事や人間関係の愚痴ばかりを奥さまに話す男性もいらっしゃいます。
少しぐらいは聴いてくれても、度々となると奥さまもうんざりしますね。
何に対しても「楽しんでいる」という姿勢があると”ステキな男性”という印象になります。
⑥家事や育児に協力する
「女は家事や育児をやるのが当たり前」なんていう考え方では、奥さまに愛想をつかされてしまうかもしれません。
仕事以外の家にいる時間は、できるだけ協力するという姿勢が望ましいですね。
夫から大切にされていないと感じ、「どうせ私のことを家政婦としか思っていないのよ」と思っている女性も多くいます。
休日等もゆっくり休みたいところですが、奥さまが働いている横でダラダラ過ごさないという心遣いも大切です。
⑦夫婦の会話も大切
夫婦の会話はとても大切です。
奥さまの愚痴や文句は「ただ聞いてほしいだけ」の場合がほとんどです。
解決策を探す必要もないので「そうなんだね」「頑張ってるね」などの言葉がけで奥さまは「理解してくれている」と安心します。
「おはよう」「ありがとう」「いいね」などの挨拶、労い、感謝、褒める言葉がけだけでも、奥さまの態度や気持ちが変わるケースもあります。
⑧自分は妻を裏切らない
貴方自身が浮気や不倫をしているということはありませんか?バレていないと思っても、女性の第六感をバカにしていると痛い目に遭いますよ。
夫の浮気の腹いせに、自分も浮気や不倫に走るという例もあります。
いかがですか?
注意するべきことはたくさんありますが、いちばん大事なことは、妻の不倫を許すと決めたら、後々ケンカや言い合いになった時にも「妻の不倫話」を決して持ち出して責めることはしないことです。
次に、「離婚する選択をした場合」の要点をお話します。
①原則として不倫をした妻からの離婚請求は認められない
有責配偶者(不倫をした方)からの離婚は請求できないことになっています。基本的には、貴方が離婚すると言わない限り離婚は成立しません。いくら奥さまが「離婚を決めた」と言っていても、貴方が応じないと離婚できないのです。
冷静によく考えて「離婚するしかない」と思ったら、離婚に向けて話を進めましょう。
②慰謝料を請求する場合は証拠を集める
離婚する場合もしない場合も、奥さまやその不倫相手に慰謝料を請求することが可能です。
慰謝料の相場は50~300万円ですが、慰謝料の請求金額は支払い能力などで変動します。
慰謝料請求に際しては、妻の不倫の有用な証拠が必要です。自分で証拠を集めることも可能かもしれませんが、信用できる探偵などに調査を依頼することで無駄なく証拠が手に入る可能性が高くなります。
③子どもの親権や養育費について決める
夫婦に未成年の子どもがいる場合、親権や面会交流について決めなければなりません。
貴方が子どもを引き取って養育する場合などは、奥さまに養育費を請求することになります。
また、親権・養育費だけでなく、財産分与等についても、離婚に際して決まったことを公正証書など正式な文章に残すことが大切です。
④弁護士に相談する
不倫発覚などのケースでは、お互いに意地になったり「許せない」などの感情もあるため、夫婦だけで話し合いがうまくいかない場合が多くなります。
話し合いが進まなかったり、ケンカになったり揉めてしまった場合などは、専門の弁護士に依頼することも有効です。
いかがですか。
不倫した妻を許すかどうかの判断の基準としては、「それでも妻を愛しているか」「意地でなく、心から妻を失いたくないのか」「このまま夫婦でいることで、子どもに悪影響がないのか」「万一、また不倫が発覚しても許せるのか」などを考えてみてください。
世間体や意地やプライドで判断してしまうと、後悔することになりかねません。
自分にも原因がなかったか、反省するいい機会だと考えて、気持ちを切り替えて、夫婦の進む道を決めてください。