妻の性欲が減退

最近、妻の性欲が減退していて困っている」などと思っていませんか?

自分は性欲があって妻とSEXしたいのに、妻の性欲が減退しているために、我慢を強いられているという男性もいらっしゃるのではないでしょうか。

ハグや抱き合うだけで「満足できる」という女性もいますし、「ストレスが減少する」というデータも目にしたことがあります。

だからといって、夫婦のSEXがなくてもいいという訳にはいきませんね。

そもそも、なぜ、妻の性欲が減退してしまったのでしょうか。

<妻の性欲が減退する原因>

妻の性欲が減退してしまった原因と思われるものについて挙げてみます。

①女性ホルモンの影響

女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が年齢と共に減少し、その影響もあり膣が乾燥したり、性交痛を招いたり、SEXに関心がなくなることもあります。

更年期障害の影響もあるかもしれませんね。

②疲れや睡眠不足・ストレス

日常の家事や子育てに加えて仕事もしていて、睡眠不足が溜まっている。

「夫は手伝ってくれないし、自分勝手にSEXしたい時だけ調子よく優しくされても、その気になれない」という事情もあるようです。

③過去のトラウマがある

夫とのSEXで痛かったことがある。

また、「夫からの思いやりのないSEXに耐えられない」「性処理の相手としか見られていないと感じている」「別に気持ちよくないからしなくてもいいと思っている」などの理由もあるようです。

④アルコールや薬の影響

ほろ酔いぐらいだと開放的になれたりして効果的ですが、酔い過ぎても性欲が減退してしまうようです。

また、ピルの服用や抗うつ剤なども性欲に関わりがあるといわれているので、心配なら医師などに相談してみることをおすすめします。

⑤体型や容姿に自信がなくなった

年齢を重ねることで、太ってしまったり、胸やお尻が垂れたり、肌の張りがなくなり、顔のシミやシワも増えます。

このようなことが、女性にとっては大きな悩みだったりするものです。これらのことが気になっていると、SEXに消極的になってしまうことも頷けます。

⑥性に関して興味がない、嫌悪感がある

もともと性に関して嫌悪感を持っている女性もいます。

育った環境や育てられ方の影響もあると思います。培ってきたものなので、簡単に変えることは難しいかもしれません。

SEXに対して開放的になれないのですね。また、SEXに興味がなく、「めんどくさい」と思っている人も増えてきているようです。

⑦他に好きな人がいる

妻がこっそり浮気や不倫をしているということも考えられます。

女性の多くは、不倫相手に気持ちも向いてしまいます。そうすると、夫とSEXすることが嫌になったり、SEXしたくなくなってしまうのです。

それで、性欲がなくなったと訴えてごまかすのですね。

思い当たることがありますか?

放っておくことなく、できるだけ早いうちに対処した方がいいですよね。

<妻の性欲減退への対処法>

次に、妻の性欲減退に対して、どのような対処の方法があるのか考えてみましょう。

①妻のストレスに気付き、解消する

妻のストレスが溜まっているのではないでしょうか。

一番大きいのは「夫への不満」かもしれませんが、他にも、金銭的な問題、夫婦仲、嫁姑問題、子育ての不安などが考えられます。

何かストレスに感じていることを探って、解消してあげることを考えましょう。

例えば、運動する、趣味に没頭できる時間を作れるように協力するなど、妻のストレス解消に向けてできることを考えていきましょう。

②性生活の環境を見直してみる

夫婦のSEXがマンネリ化していないか、見直してみましょう。

夫が満足するだけの自分勝手なSEXでは、妻がSEX嫌いになってしまいます。

女性は愛されて大切にされていると感じることで気持ちが盛り上がるものです。

子どもが気になって集中できないなんてこともよく聞きます。部屋を暗くしてみる、二人きりでデートしてホテルに行ってみる、いつもと違う体位やシチュエーションを試してみる、タイミングを変えて休日の昼間にしてみるなど、工夫してみることも試してください。

③夫婦仲を良好にする

日ごろの夫婦仲が良好でない場合、妻は夫に対していろいろ不満を持っているものです。

妻の話を聞いてあげていますか?

「どうせまたダラダラと文句や愚痴を聞かされるんだろう」と、妻の気持ちを知ろうとしていないということはありませんか?

女性は、否定せずに「そうなんだね」「うんうん」と話を聞いてもらえるだけでも嬉しいものです。

妻が本心を安心して話せる環境を作ることで、SEXに対する本心を話してくれると思いますよ。

④一緒にお酒を飲んでリラックスしてみる

妻の性欲減退の原因にもよりますが、リラックスできていないのかもしれません。

年を重ねることで、体型や容姿が崩れてきていることも気になっているかもしれません。

そんな緊張感をほぐすためにも、アルコールの力を借りることも一案です。

⑤過去のトラウマを知る

夫とのSEXで、過去に何か痛かったことや恐かった思いをしたことがあり、そのトラウマでSEXに対して妻の気持ちが萎えてしまっているというケースもあります。

夫婦で正直に話し合って解決できることが一番いいのですが、難しい場合は、夫婦で セラピーやカウンセリングを受けることも有効です。

⑥病気の可能性を探ってみる

妻が性生活だけでなく、普段の生活でも沈んでいたり鬱々と落ち込んでいるような様子があったら、精神的な病気も疑ってましょう。

精神的に病んでいる場合、性欲どころではありません。

他にも、SEXの際に強い痛みを感じるようになったり、何か違和感がある場合には、婦人科系の病気の疑いもあります。

一緒に病院に行くなどの対処もおすすめします。

⑦オープンマリッジという考え方も

どうしても妻が夫とSEXしたくないというケースもあると思います。

それでも、お互いに離婚や別居という選択をしない場合、「オープンマリッジ」という考え方もありますのでご紹介しますね。

「オープンマリッジ」とは、婚外交渉を互いに合意のうえ認め合う結婚のことです。

性生活以外は良好な夫婦関係を保てるのでしたら、選択肢のひとつに加えてみてもいいかもしれませんね。

妻の性欲減退に対処する方法は、簡単なものではありませんが、解決できないものではないと思います。

諦めずに、できそうなことからチャレンジしてみてくださいね。

<さいごに>

妻の性欲減退に関して、男性である貴方にとって大きな悩みになっていると思います。

妻の事情としては、深刻なものもあると思います。

しかし、「めんどくさいから、したくない」などという気持ちで、性欲減退を理由にSEXを避けているケースもあると考えられます。

最近では、若い男女でもSEXに無関心な人が増えているそうです。

まずは、妻の本心を知るところが第一歩。

夫婦の性生活が改善し、夫婦仲も良くなれば最高ですね。