女性は不可解

「女の心は猫の目」といいますが、多くの女性は機嫌や感情がコロコロ変わり、男性からすると不可解な面が多いのではないでしょうか。

妻のことが不可解で、何とか理解するコツがあれば知りたいと思っていませんか?

そこで、女性の不可解な行動や言動・心理などについて考えて、その対応策も挙げていきましょう。

まず、妻の怒りの主な原因が何なのかを解明してみたいと思います。

  • 夫が、話を聞いてくれない
  • 夫は、同じことを何度も言わないとやってくれない
  • 夫は、やらないくせに口だけ出してくる
  • 夫には、家事や育児をやってもらっているという感謝の気持ちがない
  • 夫は、家事や育児のサポートをしてくれない

夫婦喧嘩の時に、妻の口から出てくる「文句」が妻の怒りの原因だと思うとわかりやすいですね。

「言ってくれればいいのに・・・」と思うかもしれませんが、女性は「言われなくても察してほしい」と思っているのです。

ちょっと面倒な生き物ですね。

では、男性にとって女性のどのようなところが不可解なのか、具体的にみてみましょう。

①突然怒りだす、機嫌が悪くなる

いきなり感情的になったり、心変わりしたり、怒り出したりする。

ちょっとしたことで機嫌が悪くなり、口を利かなくなる。

怖い顔で黙っていられると恐ろしい。

男性の無意識で不用意なひとことや態度に、女性は敏感に反応することがあります。

一旦怒り出すと、理由を聞いても謝っても変わらないことがあり、扱いに困ってしまいますね。

“触らぬ神に祟りなし”です、しばらくそーっとしておきましょう。

②話の要点や目的がわからない、ただダラダラ喋る

聞いてほしいだけなのかアドバイスしてほしいのか会話の目的がわからない。

必死に考えてアドバイスしても、結局妻の考えは決まっている。

最初から話さなきゃいいのに。

男性が「察することが苦手」だということを理解していない女性は、「何で察してくれないの?」と不機嫌になることも多いものです。

女性は、多くの場合アドバイスを求めていません。ですから、ただ話を聞いて、納得いかなくても「そうなんだ、大変だったね」と共感することで満足してくれるのです。

③生理前や生理中の機嫌が悪い

生理前や生理中は、ホルモンバランスが崩れていたり、頭痛や腹痛などに悩まされて気分や体調が不安定になり、感情にも影響があります。

「男性にはわかるはずがない」と思っているのかもしれません。

体調を気遣い、できる家事や育児をサポートするだけでも妻の気分が違うと思います。生理が終われば、いつもの明るい妻に戻ることでしょう。

④昔の嫌だったことをいつまでも覚えている

ずいぶん前のちょっとした浮気や金銭問題・姑とのことなど、嫌だったことをよく覚えていて、喧嘩の時や機嫌が悪い時に何度も嫌味のように持ち出されるので気分が悪い。

もう散々謝ったし、今さら言われてもどうしようもないことなのに、どう対処すればいいのかわからない。

多くの女性は、昔の夫の過ちや反省すべきことなどを怒りと共に思い出し、怒りが再燃してくるものです。

十分反省していることや、二度としないように心がけているということを訴えるしかありませんね。一度「許す」と決めたのなら、とことん信じてほしいものです。

⑤外出やデートの際に歩きにくい靴を履いてくる

ちょっと長く歩くと「足が痛いからちょっと休みたい」と言い出す。

何でそんな歩きにくい靴を履いてくるのか、理解できない。

女性はデートの時にはおしゃれして、服に合わせて靴も選んでいるものです。

男性には興味もないし理解できないかもしれませんが、おしゃれな靴は長く歩くことに適しているとはいえません。

かといって服に合わないスニーカーを履く訳にもいかないのです。

事前に「今日はちょっとたくさん歩くから歩きやすい靴で来てね」と話しておくことで防げることがあると思います。

そして、おしゃれは貴方のためにしているのですから、「歩く速さ、だいじょうぶ?」「足痛くない?ちょっとお茶飲んでいこうか」などの気遣いがあると女性は嬉しいものなのです。

⑥「私と仕事、どっちが大事なの?」と聞いてくる

仕事が忙しくて残業や休日出勤が続くと、家に居る時間が少なくなり、一緒に出かけたりする時間も減ります。たまの休みには家でゆっくりしたいと思うのに、家族サービスしなければならないことにもなり、心身ともにヘトヘトになりますね。

そんな時に「私と仕事、どっちが大事なの?」なんて言われても困ります。

「どっちも大事だよ」なんて言っても、納得してくれるはずはありません。

「午前中はゆっくりさせて。午後からは家族で出かけよう」とか「土曜日はショッピングに一緒に行こう。日曜日はお互いに自由な時間にしよう」など、時間や曜日などでメリハリつけて計画を決めて妻に提案してみましょう。

いかがですか。

他にも、「人前でも手を繋いだり腕を組んだりしたがる」「サプライズやプレゼントに喜ぶどころか文句をつけられる」「褒めたつもりが、逆に怒り出した」「ショッピングに時間がかかり過ぎる」「結婚記念日などイベントを忘れたら機嫌が悪くなった」「何でもいいと言ったクセに、後で文句を言う」「満腹だと言いながら、デザートをたくさん食べる」などの妻に対する不可解があるようです。

夫としてできることは、妻にできるだけ共感すること、本音と建前があることを理解すること、許容範囲を広げて心の広い男になるということです。

「なぜ、自分ばかりが我慢して合わせなければならないのか」と不満に思うかもしれませんが、妻の機嫌がいいと、自分も子どもも楽しく安定した気持ちで生活できると思います。

妻にはいつもニコニコ笑っていてほしいですよね。